ドローンを片手に女性が活躍する未来を創造する“チームはちどり”

ドローン女性雇用促進協会の活動をご報告いたします

民間資格であるドローンスクールに通う意味はあるのか?

皆さんの町にはドローンスクールはありますか?

実は、日本全国にドローンスクールは400校以上あると言われています。

 

数万円から数十万円と幅広い受講料になりますが、いずれにしても高額には変わりないのがドローンスクールになります。

 

定期的にドローンに関する講演をさせていただいておりますが、必ず『ドローンスクールに通った方がいいですか?』という質問を受けます。

 

答えは『NO』です。

 

なぜならば、ドローンスクールが発行する資格は民間資格であり、現在国内の法律ではドローンは自転車と同様にマナーやルールを守った上で誰でも飛ばすことができるものだからです。資格がなくてもドローンは飛ばせます。

 

それでは、ドローンスクールに通うことのメリットはどんなところにあるのでしょうか?

 

・上達の早道ができる

・効率良く勉強ができる

・仲間ができる

・仕事を回してもらえる

 

などになりますでしょうか。

 

まずは『上達の早道ができる』です。

皆さんはドローンの練習をしよう!と思ったら、どんなことをしますか?

実は、練習するべき内容や順番があります。何を目標にどんな練習が必要か、を教えてくれるドローンスクールでは、上達の早道ができます。

 

二つ目は『効率良く勉強できる』です。

ドローンに関する必要知識には、歴史・工学・電波・法律・起床など幅広いジャンルが広がっています。

教科書には『ドローンのモーターは電気を通し、磁力を帯びます』と書いてあります。

この意味することは何でしょうか?

色々ありますが。空撮をしたいという生徒様に我々がしているこの一文の解説は『白浜はいいけど、千葉あたりの黒い砂の砂浜は砂鉄を含んでいるからモーターに砂が入ると取れず故障するから離発着場をきちんと用意しましょう』となります。

教科書の一文一文からも実務で必要な情報があります。ドローンスクールでは、実務経験豊富な講師から現場経験で得た情報を学ぶことができます。

(実務経験がない人が講師を務めるドローンスクールもあるので要注意!)

 

そして『仲間ができる』こと。

これが一番大きいのではないでしょうか?

スクールで出会うクラスメート “同期”

ドローンは日々進化しているツールです。新しい情報もどんどん増えます。もしわからないことがあったら?相談できる同期がいれば解決できることもあるのではないでしょうか?

また、ドローンが飛ばせるというだけで、業務を頼まれることもしばしば。国交省航空局のガイドラインによりますと、補助者を付けて二人以上で運用にあたることが推奨されています。そんな時に補助者を頼みやすいのが同期になるでしょう。また、一緒に練習したり空撮に出かける仲間ができることも嬉しいことですよね。

 

最後に『仕事を回してもらえる』こと。

これはスクールによっても違うとは思いますし、卒業生全員に回るわけでもないのですが、ドローンに関する仕事が50種類以上ある現在、スクールにもたくさんのドローンを使った業務の依頼が来ています。

やる気がある生徒さん、実力がある生徒さんには手伝ってもらいたいことが山ほどあります。

ただ、忘れてはいけないのが資質です。

私の経験上10人の生徒様がいらっしゃいましたら、パイロットとして業務に繋がるのは2人、補助者・安全運航管理者として活躍していただけるのが3人、残りの5名は趣味の範囲から抜け出せません。

ただ、間も無く自動航行が主流になり、映像解析の人員不足の時代になったら、残りの5名もドローンに仕事で関わる機会が増えるかもしれません。

 

以上がいつも講演でスクールに関して質問を受けた時にお話しさせていただいていることになります。

 

少しでもご参考になりましたら幸いです。

 

続いては、一般的なドローンスクールとチームはちどりの違いについてご紹介していきたいと思います。

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